東日本大震災から13年

パパ×保育園園長@小川です!
今日は東日本大震災当時の体験について

忘れもしない2011年3月11日14時46分
私は横須賀の保育園で働いていました
職員で卒園式前の打ち合わせ中

停電からはじまり、あっという間に大きな揺れが園を襲いました

目次

すぐに子ども達の元へ

打ち合わせをしていた職員達が声を掛け合うよりも早く子ども達の元へ駆けつけますが
揺れが凄すぎて立つこともままならず
子ども達と一緒に頭を守りながら人数確認

揺れが収まったあとも余震に備えて1つの部屋に集まり
(高台にあったので津波の心配はありませんでした)
お迎えを待っていました

お迎えはみなさんすぐに来て頂きましたが
勤務先が遠い方もいらっしゃったので
19時以降も何人か残っていました

私は実家が近かったこともあり、園児達と最後まで残っていましたが
停電し、懐中電灯の灯りを頼りに非常食を食べ
みんな精神的に疲れてしまい毛布にくるまってぐっすり…

そして最後のお迎えは23時30分
川崎に勤務している方でしたが
地震が収まった瞬間にレンタカーを借り
急いで園に向かったそうです
でも信号も停止、道路の大渋滞
7時間以上かかってお迎えに来られました

大地震発生 → 電車でお迎えに行けない → レンタカーを借りて迎えに
という発想が瞬時に出来るというのは本当にすごいですよね
その判断が無ければお迎えがいつになったかわかりません

事故なくお迎えに来ていただけて本当に良かったと今でも思っています
13年も経つと忘れてしまうことも多いですが
その時々の最善の判断をしていくということの難しさを痛感します

もし、大規模地震が発生した場合には
まず保護者の方の身の安全を確保してからお迎えに来てください
最後のお迎えが来るまで責任を持ってお預かりいたします

どんな災害も起こらないで欲しいですが
いつかは起きるものだと思い、しっかりと備えていきたいところですね
園の備蓄なども定期的に見直しをしています

という文章を14時46分に合わせて園で配信したところ、いつも以上に保護者の方からの反応も多く
やはり災害への備えに不安感のある方も多いなぁという印象です

我が家も最近、色々見直し中です

仕事と子育てをどのように両立していけばよいのか
お気軽にご相談出来る窓口になりたいと思っております

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